How to get 青物 by モンショ兄やん

房総より全国のショアアングラーに送る青物捕獲方法

短い時合いを釣る 2021年12月23日

こんにちばんは。
今年も残すところあと1週間となったが釣り人にはそんなこと関係ない。
移住特権を最大限駆使したテレワーク前釣行をお送りすることにする。
低水温期の大型魚狙いにはうってつけの好潮。いってみよう。

 

【釣行データ】

・2021年12月23日(木)
中潮(月齢18.8)
・風:北北東4mのち6m
・水温:15℃程度(未計測)
・時間:5:30~7:30(日の出:6:45)

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潮汐なび

【前回のブリポイントへ】

低水温期となった今、内房エリアに見切りをつけて南へ外へと足を運んでいるが
マズメと満潮上げどまり前が重なる南寄りのポイントへイン。
ここは11月末にブリを獲った時合いが非常に短いポイント。
風向き的にも釣りがしやすく、前回ブリを獲った時も北北東5mほどの風だった。
期待せずにはいられない・・・

【夜明け前の捕食はあるのか】

前回の記事で青物は真っ暗でも捕食をしていると触れたが、恐らくその傾向は満月に近ければ近いほど起こるものだと思っている。(未検証)

手慣れのアングラーには知られていることだが、青物に限らず、満月の潮周りは魚が釣れないことで有名。
壱岐で会った漁師いわく、満月の日は漁にも出ない程だとか。
なぜ満月が釣れないのかは魚のみ知るところではあるが、一般的には下記のような要因が語られることが多い。

・夜明るすぎてベイトが散ってしまい、魚が溜まる要素が無くなってしまう。

・魚の警戒心が強くなり、ショアラインに近寄らなくなってしまう。

・引力により塩分濃度が不安定となり、活性が下がる。

 

ジャンプライズ、がまかつで活躍する大川 漁志さんとお話した際はこんな興味深いことを教えてもらった。

 

夜のうちに捕食を行っている為、明るくなるころには飽食状態となっており、マズメがなくなってしまうのではないか

 

これは『なるほど!』と妙に腑に落ちた。
ナイトショアジギングなんてあまり聞きなれないがやってみる価値は大いにあると思う。実際、遠州サーフのワラサ、ブリはナイトパターンがあるのは有名になりつつあるし、房総サーフでも夜中のサーフでワラサが爆ったなんて記事も見たことがある。
これに関しては未検証の為、来年検証を行ってみようと思う。

 

【朝マズメ一本勝負】

前述したがこのポイントは水深が浅いこともあり魚が溜まるというより、捕食タイミングのみ回遊し、時合いを過ぎると完全無になることがほとんどだ。
というか夏も冬も朝6時半以降に釣れた試しがまるでない。
逆に言えば朝マズメに特化して集中できるし、ルアーを水中に泳がせ続けていれば何かしら起こる可能性も高い場所とも言える。

夜の捕食を実証すべく5:30から釣りを開始。
明るくなるまではバレットブル130(クリア)のロングジャーク。暗闇の中、少しでも目立たせ魚に気づいてもらう作戦である。

 

約30分ほど引き倒してみたが魚からの反応はなく、ルアーをいつものモンスターショットに変更。(125クリア)

浅いので表層付近の連続ジャークで誘い、手前はスキッピングでアピールさせること数投目。
回収前、スキップするモンショを特大サイズがチェイスガボンッ』と大型魚特有の捕食音と共に水面爆発・・・!!
即座に腰を据えて構えたが惜しくもフックアップならず・・・

やはりこの場所は狙って大型を獲れるポイントだと分かっただけでもかなりの収穫。
前回のブリがマグレではないことの裏付けが出来たのである。

気を取り直しそのままモンショでの連続ジャーク&スキップを続けるとようやく本日最初のヒット。前回同様ブリ狙いのブルスナ97MMHと6000番タックルの為、特にファイトも楽しめずにランディング。Mクラスの4000番で楽しむのが一番好きだけど、そんな時に限って特大にやられて後悔がほんとに多かったから致し方なし・・・。

 

いつものサイズのイナダ(50cmほど) *胃袋は空っぽだった。

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この一匹の後はモンショをロストしてしまい時合い終了。
冬のこの時期に1本獲れただけでも非常に意義のある釣行である。

 

【考察】

・前回ブリを獲った北北東の強風。

・ベイトの目視が全くできなかった。

・それでもやはり特大のチェイスあり。

・結局時合いは5~10分程度。

・時合い後にカツオらしきボイルあり。

 

なかなか考察しにくい要素だが、特大がモンショ125に出切らなかったことや、カツオの細かいボイルを確認した限りでは、やはりこの日もマイクロベイトパターンだったことが予想できる。
そのままバレットブルを引き倒した方が良かったのか、TGベイトのジャカ巻きだったら喰わせられたのか。非常に短い時合いの中、答え合わせをすることが難しいポイントではあるが、このままもう少し水温がキープしてくれさえすればまだチャンスはあるはずだと思いたい。

 

【タックルデータ】

ロッド:ブルースナイパー97mmh(ヤマガ)

リール:20ステラsw6000hg(shimano

PEライン:よつあみ XBRAID upgrade 3号

リーダー:DUEL ハードコアパワーリーダー50lb

 

【インスタ】

 
 
 
 
 
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