How to get 青物 by モンショ兄やん

房総より全国のショアアングラーに送る青物捕獲方法

ショアジギングにおけるルアーローテーション

こんばんは。

房総もいよいよ本格的なシーズン到来。

これまで青物の探し方や釣行記を中心にUPしてきたけど今日は房総釣行時における兄やんのルアーチョイスの一例を紹介しようと思う。

但しこれはヒラマサ専用狙いでの釣行をターゲットとしておらず、回遊性の高いブリ族・カンパチ(ショゴ)・カツオ・シイラなど青物全般を狙う際のバーサタイルスタイルだと思ってもらいたい。

ヒラマサ専用でのルアーセレクトは本日紹介するものとは全く異なるものになるのでご注意願いたい。

 

 

【使用ルアーのジャンル】

ある日の持参ルアー

バーサタイルな房総青物狙いにおいて兄やんが使用するルアージャンルは主に下記に分類される。

①ダイビングペンシル

②ポッパー

③シンキングペンシル

④メタルジグ

 

上記はある日のワラサ狙いに忍ばせていったルアーボックスの中身である。

(左上から)

・バレットダイブ140(DUEL)

・バレットブル130(DUEL)

・リライズSS130(Maria)

・モンスーンブレイカー(ザブラ)

(右上から)

・モンスターショット110シルバーフラッシュ(DUEL)

・モンスターショット110クリアー(DUEL)

・モンスターショット110シロギスグローベリー(DUEL)

・アオモノキャッチャー40g(SHIMANO)

・TGベイト45g(DAIWA)

 

ちなみに上記ルアー単体の最軽量はモンスーンブレイカー(29g)で最重量はリライズSS130(55g)である。

タックルバランスとしてはM~MHクラスのロッドでも難なく操作できる範囲である。
リールは4000~6000番、PEラインは1.5号~3号くらいまでが適正かな。

 

■上記ルアーを使用する際のタックル例

ロッド:ブルースナイパー97MMH(ヤマガブランクス)

リール:ステラsw6000HG(SHIMANO)

PEライン:XBraid Upgrade X8 2号(YGK)

リーダー:HARDCOREパワーリーダー35Lbs(DUEL)

 

 

【ローテーション】

朝マズメはまだ太陽の光も刺しておらず薄暗い状況でのスタートになることや、ベイトの存在も確認しにくいことからまずは高活性の魚がいるかどうかを確認する作業になる。したがって必然的にアピール度の高いルアーをチョイスすることが鉄則となる。

上記を満たすルアーとして兄やんが一発目にセレクトするルアーは主に下記となる。

・バレットダイブ140(DUEL) 激しいダートアクションとラトル音の強烈アピール

・バレットブル130(DUEL) カップが大きく大きめの水飛沫で強烈アピール

バレットダイブ140(DUEL)

バレットブル130(DUEL)

上記2種類のルアーで各10投程度探ってみて、反応が無ければ今度はカタクチの回遊を想定した第二ステップに移ることにしている。

・モンスターショット110シルバーフラッシュ(DUEL)

モンスターショット(DUEL)

 

シルバーを選択する理由としては、朝一のローライトな状況でのフラッシングによるアピールを重視するためだ。

 

食い気のある回遊個体があれば、上の2ステップで大体何らかの反応を得られることが多いが、これでも反応が無い場合、逆にカタクチ以外のベイトを想定したルアーへと変更していくことにしている。

リライズ・モンショ・モンスーンブレイカ

・リライズSS130(Maria)

 

トビウオや小鯖、カマスなど、ややボリュームのあるベイトの存在を意識したルアーセレクトになる。SS(スローシンキング)を選択する理由は、房総地磯はとりわけ水深5mほどまでのシャロー帯が多いため。九州や瀬戸内など水深のあるエリアでは手早く探る為にノーマルタイプのリライズを使用する方がいいように思われる。

 

・モンスターショット110クリアー(DUEL)

 

マイクロベイト=クリアカラーはもはや鉄則と言えるだろう。
シルエットをぼかすことで魚に対して見切られにくくする効果がある

 

さて、ここまでで何も反応が無いとなると少し黄色信号になってくる。
魚の回遊が全くないのか、はたまた居るけど喰わない状況なのかをもう少し深く探っていく作業となる。

・モンスーンブレイカー(ザブラ)

 

こちらもシンキングタイプのプラグにはなるのだが、いわゆるシンキングペンシルのジャンルではなく、シンキングミノーと呼ばれる類のものである。

選択の理由としては、しっかりとキビキビ存在感あるアピールをしてくれるシンペンとは真逆の『ナチュラルかつボリュームのないタイプのベイトフィッシュ』の演出を可能にするプラグである。

これで魚の反応のあるなしを確認し、これでもダメなら最終的にリアクション狙いに変更することになる。

・アオモノキャッチャー40g(SHIMANO)

・TGベイト45g(DAIWA)

最後はジグを投入



最後はジグの出番になるのだが、カタクチの回遊があるが反応が無い場合は青物キャッチャーを、トウゴロウイワシやその他マイクロベイトの場合はTGベイトをセレクトすることにしている。

アクションはボトムまで落としてからワンピッチジャークのみで特に問題はないので何も考えずにひたすらしゃくってみてもらいたい。

 

【釣果写真集】

 

・モンスターショット110(シルバーフラッシュ)

 

 

ローライトでのフラッシング効果アリ!

カタクチが打ちあがったタイミングでの1本

・バレットブル130(クリアー)

荒れた水面でもしっかりとハイアピール

・リライズS130(アワビ)

ベイト不明の中、リライズでの1本

・アオモノキャッチャー42g(シルバー)

マイクロベイトにボイルする個体を狙い撃ち

 

ルアーローテーションは人それぞれの思想の数だけあると思うのでこれが正解でこれが不正解、という概念は存在せず、これこそがルアーフィッシングの楽しみ方の醍醐味の1つであろう。

もしこれを読んでくださる方でローテの仕方が分からない、ローテに迷ってしまう、などあれば参考の一例としてみて頂ければ幸いである。

それでは今月も楽しいフィッシングライフを!!

釣り場で先行者の方がいる場合は必ず挨拶をして隣に入るようにしましょう

 

 

 

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